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2018年06月10日 歯の健康一口メモ

乳酸菌製剤とう蝕、歯周病

乳酸菌製剤は、う蝕と歯周病に対して有効であります。
口腔内は外界と繋がっているため、様々な形で暴露されています。
口腔は食物の入り口でもあり、呼吸に必要な空気の出入り口でもあります。様々な細菌、ウィルスは同時に口腔内へ侵入してきます。
また、口腔内では常在菌も生息しています。

ここで大事なことは、う蝕、歯周病を予防するためにはそれらの菌に対して乳酸菌が口腔内で定着しなければなりません。
乳酸菌が定着するには一定量が必要です。つまりその量を確保するためには乳酸菌製剤を摂取し続けなければならないのです。
一回摂取しただけで予防が終わりというわけではありません。
予防に関心のある方で経済的に余裕があれば、乳酸菌の摂取も可能ですが、それよりも定期的に歯科医師、衛生士に口腔内チェックを受けた方がよいと思います。