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2017年10月15日 歯の健康一口メモ

虫歯・歯周病の予防の歯磨きは、起床時と就寝前に必ず行いましょう。

食後に歯磨きをする習慣がありますが、誤った歯磨きの方法です。
食後は、唾液が多く分泌されています。
唾液には、殺菌力があり、細菌の塊である「歯垢=プラーク」の増殖を抑える働きと洗浄効果があります。
例えば、起床時と朝食後の口腔内細菌の分布状態を顕微鏡で観察してみると、起床時の方が極端に菌数が多いことがわかります。
朝食後はほとんど細菌は観察されません。なぜならば、食物が口腔内に入ると消化のために唾液が分泌され、同時に殺菌されるからです。
ではなぜ、起床時が一番お口の中が汚れているのか。その理由は、睡眠中は唾液の流出が抑えられるからです。
そうなると口の中が、ねばねばしたり、乾燥したりする環境になってしまいます。
口の中が乾燥すると悪玉の口腔細菌が増え、虫歯や歯周病になる原因となります。また、口臭もひどくなります。
起床時には、まず、歯磨きをしてから朝食をとるようにしましょう
虫歯・歯周病予防には、日々、口腔内環境を整えておくことが大切です。