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一般歯科:部分入れ歯・総入れ歯・口腔カンジタ症の治療案内

野原歯科医院では、部分入れ歯・総入れ歯・口腔カンジタ症の歯科治療案内も行っております。

入れ歯の説明と管理上の注意点

入れ歯は虫歯や歯周病になり保存が不可能で歯を多数失った場合や、外傷などで失った場合に用いられます。

部分入れ歯も総入れ歯も装着した後は調整が必要です。
入れ歯の装着時や食事中とかに痛みを感じた場合は調整が必要です。
必ず歯科医院で調整をしてもらいましょう。
また、入れ歯はお手入れも大事です。歯がないからと義歯のメンテナンスの必要は無いと考えることは間違いです。

下記に記載のカンジタ菌(カビのこと)は義歯でも増殖します。
抗菌薬を使用しますが、通常の抗菌薬ではなかなか完治しません。
日頃のお手入れでそれを予防することもできるので、歯科医に相談してみましょう。


入れ歯治療の流れ

1.全身状態と口腔状態の把握
全身状態の問診既往歴、現病歴、服用薬剤、(家族や周囲の家庭環境を聞くこともあります)歯肉、口腔粘膜、歯槽骨(歯を支えている顎の骨)の診査
2.診断、治療計画の立案
3.上顎と下顎の型取り(印象採得)
4.上下顎の咬み合わせの採得(上下顎の高さの決定)
上顎、下顎の水平的顎位(顎の横のずれ)を調べることもあります。
5.試適
ワックスで、模った仮の入れ歯で歯の大きさ、形、並びを確認します。
6.完成・装着
完成した入れ歯を患者さんの口腔内に装着します。
装着後の咬み合わせが適正か、入れ歯の床縁が歯肉や粘膜に当たっていないか、調整します。

部分入れ歯 保険適応

部分入れ歯

部分入れ歯(口腔内に装着しても目立たない入れ歯)保険適応外

部分入れ歯(口腔内に装着しても目立たない入れ歯)保険適応外

総入れ歯 保険適応

総入れ歯 保険適応

部分義歯(コンフォート義歯)保険適応外

顎堤粘膜(義歯を装着する部分)はシリコンで柔らかいので装着時の痛みは軽減できます。

部分義歯(コンフォート義歯)保険適応外

口腔カンジダ症とは

お口のカビによる感染症抵抗力が衰えたときに発症します。
高齢者の方や寝たきり状態の方にみられ、特に義歯装着者の方が多い。
原因は真菌による感染症です。口腔カンジダ症は様々な症状を呈します。


口腔カンジタ症の種類

  • 偽膜性カンジタ症:口の内側に白苔が認められ白いところの下は赤くなっています。
  • 萎縮性カンジタ症:義歯床下に粘膜見られます。白くなった部分の下は赤くただれ痛みます。
  • 肥厚性カンジタ症:白い部分は板状となり硬くなります。

口腔カンジタ症はどんな時になるのか?

私たちの口の中には様々な微生物が生息していますが、
カンジタ菌はカビの仲間でありますが、健康な状態では体に影響を与えません。
しかし、疲労やストレス、病気などで体力が衰えたり、抵抗力のない老人や乳児など
お口の菌叢のバランスが崩れてカンジダ菌が増殖し感染をおこしてしまいます。
長期にも抗菌薬を服用しているひとも感染しやすいのです。


口腔カンジタ症の治療方法

治療には真菌を駆除する薬剤を使用します。

うがい、ブラッシングの励行義歯の洗浄 常に清潔に心掛けることが大事です。